備忘録

備忘録(美容師、料金、技術、価値、お金、インフレ)

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※これは個人的な意見を備忘録として記事にしたものです。興味のある方はどうぞ御覧ください。

 

昨今の美容室のカット料金の大変動。

高価格と低価格での開きがありそうなのは東京。

人によっては『1カットで10万円』いただくとか言ってます。

それは価値だから良しとしましょう。

逆に1カット1000円。

これが大問題。

大問題と気付いてない美容師は即刻ハサミをおいたほうがいい。

ハサミをおいたほうがいいと言われて「ムッ」ときた1000円カットの美容師は明日から料金を上げろ。

なぜなら美容師という仕事に誇りを持っているから。

だからムッとする。

言われて何も感じなかった人間は美容師という仕事に何も感じていない。

そういった無関心人間は美容業界の価値を下げるからいなくてもよし。

減少していくパイを取り合う人間が減るので頑張る美容師がうるおいます。

美容師がいつまでたっても価値の低い仕事として見られる理由としてやはり安売りにあると思う。

10年以上かけて得てきた技術を1000円で提供とかアホ過ぎる内容で笑えます。

10年が1000円って安っす笑

あ、ちなみに1000円カットの人をすごい人だと思ったことはありません。

生活かかってるんだなーとか安売りでしかお客さんを呼べないんだなーって思ってます。

たぶん他の仕事をしたほうが生産性高くなっていいと思うんですけどね。

 

ー本題ー

例えば昔から美容室のカットって4000〜5000円位が相場かなって思ってるんですがどうなんでしょう?

平成元年の4000円と平成29年現在の4000円の価値って同じでしょうか?

同じ4000円ですが世間的には4000円の価値は下がってきていると思います。

ということは美容師は同じ仕事をしていても価値がどんどん下がってきてしまっていると考えざるを得ません。

 

理由その①

昔30円だったものが今は100円になってる

これは物価の上昇。

具体的にはビックリマンチョコなんですが、これを製造する過程でかかるコストが上がってしまうことにより製品の価格が上がってしまっています。

ということは平成初期に30円で購入できたものに対し、平成29年では30円支払っても同じものが購入できないということ。

同じ30円であっても価値が違ってきます。

まさにインフレ。

 

理由その②

一般世間の最低賃金は上がってきている

過去600円/時間ほどだった最低賃金が今は800円の手前くらいまで来ています(地域格差あり)

ということは平成元年に100時間働いていた人が600円の時給で6万円もらっていて、現在は約8万円ということ。

時給換算ではこんな感じですが、正社員なども毎年ベアを行い少しずつ基準が上がっている。

1つの家庭における収入に対しカット4000円の割合は軽くなっていっているのです。

家庭では携帯電話やインターネットなどの便利品にいろいろ諸経費がかかっていて家計を圧迫しているようですが、それらはあとから出てきた経費。

美容室にかける費用とは別のはず。

 

ということ。

もともと美容業は不況に強いなんて言葉もありましたが、いっときのブームに乗っかった業者が思いついたのでしょう。

平成に入りバブルが弾け世の中が不況になって言ったのにもかかわらず、茶髪ブームからカリスマ美容師ブームの波で美容業は一気に盛んな産業へと発達したので業界全体で勘違いが起きたものと考えてます。

その勘違いにいち早く気づいた経営に強い人間が不況でも負けないような組織を作って安価でカットを提供できるようにしたのも今の美容会の不況の原因とも考えます。

大手の広告媒体が価格競争を引き起こしたことも一因です。

これらの事自体が悪いこととは思ってませんが引き金であるということは間違いないでしょうし、時代の流れとともにいずれはこの流れになっていたと推測されます。

 

4000円を稼ぐことが昔よりも難しくなったうえに、4000円の価値まで下がってしまっては美容業が今後発展する見込みは薄いでしょう。

美容師が美容師として働いて稼いで一つの家庭を築き幸せになるということはある意味クモの糸をつかむようなことではないでしょうか?

夢を見て開業したのに集客できず店じまい。

集客できても安いから仕事量だけが増えていき過労になる。

食いっぱぐれない美容師はいつの間にか食いっぱぐれまくる仕事となっていました。

専門学校に進学したいと言ったとき親に「美容師は稼げないからやめておけ」と言われたことを思い出します。

夢を叶えることは簡単でしたが、夢を叶え続けるこことがこんなに難しい職業だとは思ってもいませんでした。

世の中の相場師が美容師株を上げるだけ上げて、てっぺんで一気に落としにきて底値付近をさまよい続けているような感覚です。

これから美容師株の価値があがるという材料はなかなか見つかるものではないと思いますが、よりよい方向に持っていくためには最低料金を県や自治体レベルで定めておくのが一番だろうと思います。

その中で上限は設けないようにして価値をつけるようにして、美容師業界に金銭的なゆとりが生まれてくれば材料が売れメーカーまでお金が届き新たな開発をすすめることも可能になると信じてます。

要は業界全体に資金不足なだけで、世の中のインフレに対し美容業界はデフレを続けているのが最悪ということ。

 

いつか美容師の仕事が輝きを取り戻し、位の高い仕事になることを祈ります。

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ハッタヒロユキ

新潟県に生まれ美容師として働きながらWEBの勉強をしております。

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