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「目的」と「手段」を入れ替えて考えないようにすることの大切さ

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考えかた

10年前くらいでしょうか、私ブラック企業に務めていました。

かなりの大企業の系列で、日本全国に子会社?連結会社?が点在します。その中の新潟市にある会社。

2ちゃんなどではグループ全体酷い内容が書き込まれています。

その当時は美容師を辞めていた時期で、スーツを着た営業マンとして仕事をしていました。

その営業の仕事を始めるときの新人研修での現場2日目か3日目のこと。

『約34kmの道のりをチームで歩く』

という内容の研修。

男女混合4人か5人グループを作り10チームくらいの中で、1位を目指せというもの。

チームを作ったら、全員を集めて「お前らの目標は何位だ!?」と聞かれ全員が「1位です!」と応えます。

想像しにくいかもですが、控えめに言って地獄です。しかも那須高原の山中。アップダウンの激しい山道を歩き、中間地点の目印を写メで撮って教官に送らなければいけませんでした。

ハッタ
ズルはバレる仕組みです

もちろん男女混合だし、体力測定して平均化してあるチームでもないので、時間が経てば経つほど差が出てきます。

どうしても体力的に次の一歩が出なくなる人もいて、ギブアップ者を出したチームもありました。

ハッタ
山で拾った棍棒みたいな木の杖があんなに歩くのに便利なものだとは…

疲労困憊状態でなんとかゴールした私のチームは5位くらいだったような。残りのチームがゴールするまで休憩が許されましたが、すべてのチームがゴールしてからが本題。

1位以外のチームは別室に招集され、こんなことを鬼教官に言われます。

お前らの目標は1位になることじゃなかったのか?
ハッタ
(心の中の声)

いや、1位がいればそれ以外もあるだろ

続けてこんなことを言われます。

お前ら途中から34km歩ききることを目標にしなかったか?
ハッタ
ビクッッ!!

たしかに… みんなで頑張ってゴールまで行こうって言ってた

 

当時はこの鬼教官に対して「なんてこと言ってんだ」「ムチャ言うな」とか思ってました。

もっと言えば『1位にならなかったことが悪いんだ』とも思っていました。

さすがはブラック企業、34km歩いたあとで悪魔のような言い草。

しかし今となってから気づいたことが。

 

目標の上書き

いつの間にか「1位になる」という目標を「歩ききる」というモノに入れ替えてしまっていました。

1位になることが無理そうなら、とりあえずこの課題である34kmを歩ききっておこうという『難易度の低い目標』を上書きしてしまっていたのです。

その目標の上書きを行ってしまったこと(マインド)に対して鬼教官は激怒していたんだということが、今ではハッキリとわかります。

 

「目的」と「手段」を入れ替えてしまうことは日常で起こりやすい

 

「1位になる」=「目的」

「歩く・走る」=「手段」

この「目的」と「手段」の入れ替わりは日々の暮らしでもよく起こります。

例えば「部屋をキレイにする」という目的があったとして「掃除をする」が手段になります。

しかし、ある程度掃除をしてしまうと「掃除をした」という行為に満足して「部屋をキレイにする」という目的を達さなくても辞めてしまうことがあります。

違うケースで言えば「大会に出る」ことに対して「大会に出ることに意義がある」という人もいますが、個人的には「そんなことに意義はない」と思っています。

これは目的が「思い出づくり」か「大会に出るという大義の元、練習を頑張る」という場合に意義があるとは考えられます。

なので「思い出づくり」「練習」が目的であって「大会」は手段です。

大会に出る以上は結果を求めることが大事なので、「大会に出て賞をとる」ことを目的にするのであれば「そのための練習」が手段になります。

 

目的の入れ替えは本当にさまざまなところでおこっています。

 

目的・手段が入れ替わる理由

なぜ?

明確なものは「意識レベルの違い」です。

上の経験や例がわかりやすいのですが、

新人研修のとき「1位」がムリなら「34km歩けばいい」になります。

部屋掃除でも「キレイにする」がムリなら「ある程度掃除すればいい」になります。

大会では「賞をとる」のがムリなら「出るだけでも意義がある」になります。

 

自分自身にやんわりフィルターを掛けて目的をぼかして甘い結果で良しと考えたときに、意識の入れ替えが起こります。

ハッタ
こんな言い方をするとネガティブな表現になってしまうので、逆を考えましょう。

高く明確な目標を持つことで、とるべき行動の中身が変わる。

ハッタ
おっ!ポジティブな表現に変わった!

 

学生のテストで万年ビリ争いの人が努力をしていないわけではなく「ビリじゃなきゃいいや」という低い目標を掲げるから、トップ争いをしている人とは「努力の量が違う」のです。

なんなら努力のベクトルが間違った方向を向いている場合もあります。

やはり、目的が明確でなくぼんやりすることで手段までぼんやりとしてしまいます

これは完全に非効率的であり、時間の無駄とまで言えることになってしまいます。

行き先の決まっていないドライブをして時間とガソリンを浪費しているようなものです。

時にそれも良いこともあるのですが、ここではムダと言い切っておきます。

 

まとめ

男の子

大切なことはまず『明確でハッキリとした目的をもつ』こと。

常に意識できるようにわかりやすく、人に伝えることができるくらいなものが望ましいです。

人に言う・口に出すことで自分自身がブレないように周りにみてもらうことができます。

そもそも人に言えないようなことは目標としても薄っぺらいです。

 

この記事を読んで他人事だと感じたあなたは感度が鈍くてブレやすいタイプです。

自分のことのように常に意識を持っている人はいつだって自分の見直しができる人です。

行動は早いほうがいいです。後回しにしてしまうことは、改善を遅らせてしまうから。

改めて今からの自分の目的・目標を定めて、とるべき行動をスマートに選択してみてください。

 

 

おしまい

 

 

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ハッタさん

新潟県に生まれ美容師として働きながらWEBの勉強をしております。

自分のお店のホームページと自分のブログをメインに扱い、こっそりと違うサイトを作って小遣い稼ぎ中。

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