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地毛証明書?ツーブロック禁止?中学・高校の髪型の校則について考える

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ここ最近TVやネットで『高校生の地毛証明書の提出』について話題になっています。

都立高校の約6割が提出をさせているようです。

そんなに多いのか!と思いながら調査を進めるとこんなブログを発見。

弁護士三浦義隆のブログ

▲こちらを参考に美容師目線の私的な考えを書き綴ってみます。

ぜひ一読していただきたい記事ですが、私なりに噛み砕きながらまとめてみました。

共感・異論・反論など記事下部のコメント欄にもらえたらありがたいです。

 

地毛証明書とは??

髪の毛

生徒がカラーをしていたりパーマをかけていないかを見分けるために入学時に提出させているもの。

生まれながらに明るい髪色だったり、うねりのある髪の毛であるなどを証明するためのものである。

ほとんどの高校でカラーやパーマなどの施術に関しては禁止されているのは保護者・生徒共に周知の上であるとは思いますが、カラーやパーマをしている生徒が頑なに地毛であると言い張ることもあります。(私もそのような経験があります。)

しかしそうなると、どうしてもトラブルの元にもなり兼ねません。そうなる前に保護者の方に生まれつきの髪質なのだと証明してもらう必要があるのだ。

禁止されている行為を教師が注意することで生徒が嫌な思いをしなくて済むようにとの配慮もあるようです。

それに加え、近隣の学校との生活指導の差を保護者や生徒にアピールする狙いも。

 

地毛証明書は適法なのか??

まずは校則について

前提として、染髪禁止、パーマ禁止という校則自体の適法性が問題になる

このような校則の適法性が裁判で争われた場合、本邦の裁判所は(残念ながら)校則を適法と認めるだろう。

弁護士三浦義隆のブログより

小中高校の学校単位で決めることのできる校則は、法の範囲内という決定的なものはないが【YES or NO】だと適法になってしまうということ。

昭和女子大事件最高裁判決

大学は、国公立であると私立であるとを問わず、学生の教育と学術の研究を目的とする公共的な施設であり、法律に格別の規定がない場合でも、その設置目的を達成するために必要な事項を学則等により一方的に制定し、これによつて在学する学生を規律する包括的権能を有する。

弁護士三浦義隆のブログより

学校は校則を一方的に定めて生徒を拘束する「包括的権能」を有するとする。

この包括的権能をわかりやすくいうと、日本という国では学生の髪型や格好には法的制限を設けはしないが、学校単位での校則は法律と同じレベルで制限を設けても裁判所からしてみれば適法の範囲内ですということ。

うちの学校に入ったなら全員が坊主だ!!!と言われれば無理やり丸刈りにされたとして、それを不服に思い訴えたとしても『裁判で生徒側は勝てませんよ』と解釈してもらってOKです。

なので学校が校則としてカラーやパーマを禁止することは違法性がないということになります。

 

地毛証明書の提出も適法なのか?

染髪禁止・パーマ禁止校則が適法だとしても、これを遵守させるため「地毛証明書」を提出させるという行為の適法性はどうか。

私見だが、「地毛証明書」を提出させる行為は違法だと思う。

弁護士三浦義隆のブログより

私ハッタは法律家ではないので法律に関しては全くわかりません。弁護士様のお言葉を借りながら進めていきます。

カラーやパーマが禁止と校則であったとしても、もともとの髪の毛が明るい子が黒く染めることは禁止されていない。

それどころか、地毛が明るい子に限って地毛証明書の提出を要求されます。

どういうことか?

ようするに『外見の差別』である。

全員に地毛証明書を提出させて、黒にすることすら禁止しているのならばわかるが実際はそうでない。となると生まれ持ったものを差別してしまうことになる。

「カラーやパーマは非行の始まりだ」

「学生としてふさわしい頭髪であるべき」

この学校側からのフレーズを裁判所は鵜呑みにしているのである。

 

学生らしい色は黒なのか?直毛でない髪の毛は学生に相応しくないのか?

黒髪が正しいのなら地毛が明るい髪の毛は黒に染めなければいけないのか?

直毛が正しいのならくせ毛の子は縮毛矯正を絶対しなければいけないのか?

「学生にふさわしい髪型とは何か?」を考える必要があると私は思う。

 

「地毛証明書」は全校生徒に一律に提出させるならギリギリ適法かもしれないが、髪色の明るい生徒や髪の縮れた子のみに提出させる扱いは違法である。

弁護士三浦義隆のブログより

イチ弁護士がこのように考えるのであって、各教育委員会がこれに触れない限りは変わることはないのだろう。

もともと明るい髪の毛やくせ毛は個性ではないのだろうか?

持って生まれた個人の特性を【学生らしいor学生らしくない】ということだけで潰してしまう日本教育に、国際化社会で高い水準を保つことのできる学生を育てることは難しいと私は考えます。

 

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ハッタさん

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