どーも、美容師ブログの垣根を超えていろんなヒトから読んでもらえるブログを書くようになってきた美容師ハッタさんです。
最近フェイスブックでブログをフィードに流すと『いいね』を押して貰える回数が増えてきました。
自分の友達関係の中からだけであればぼちぼちって思うのですが、この頃『友達以外からのいいね』がすごく増えてきています。
これってなんかすごく嬉しことですね!
ありがとうございますm(__)m
お店が始まって1年位してからブログを書くことを続けているのですが、そこから計算すると約3年ほどブログを書き続けています。
もちろん初心者が思いのままに書きなぐっているので過去のブログを読んでも微妙かもしれないです。ただ自己満で書いているだけだから。
なんでカリスマ美容師でも何でもないただの地方の美容師のブログがいろんな人に見られるようになってきたのか?

そこで、ひとつ。
参考になる本を紹介しながら『美容師さんのブログ』に関して書いてみようかと思います。
美容師さんのブログの特徴
けっこう美容師さんでブログに手を出す人って多いです。多いってか半数以上の人は経験あるんじゃないかなと思ってます。
最初のころは「ブログ更新したよ〜」とかを ツイッターやフェイスブックなどのSNSで拡散します。
書き始めのうちはお客さんや友達が「見たよ〜」って言ってくれるんですが、だんだん反応が薄れていきます。
んで、ブログやめます。
この一連の流れの経験者多いハズ。
これに関しては美容師というよりも一般の人にもいえます。
それだけSNSでいいねをもらったりするような承認欲求を満たすものって気持ちいいんですよね。でもね、

そう言いたいです。
SNSでの反応が薄くなってくるのなら拡散しない方がいいのか?
それに関しては一番最後に記述します。
どうしてSNSの反応が薄くなるのか?
ブログに対して周りの反応が薄くなっていくのには理由があります。
- 美容師すぎる
- 文章が下手
- 自己満に走りすぎ
飽きずに読んでもらうためにはコツがあるのですが美容師さんはだいたいこの辺でブログというものにつまずき始めます。
1,美容師すぎる
これはブログを書く美容師の99%に当てはまります。
自分が作った髪型をパシャ!横からパシャ!後ろからパシャ!
加工…加工…
インスタにどーーーん!
ブログにもドヤッ!!
髪型だらけでステキー(^^)ニッコリ
次の日
おっ!なんか反応いっぱい!
もっと私(俺)のスタイル載せたろ
シュババババ
次の日
おっまた反応あった
なんかいける気がする
シュバババババ
さらに…
あれ反応減ってる…
気のせいやろ続けよ
シュババババババ
半月くらいすると
ん?いいねくれる人が特定の同じ人しかいなくね?
おかしいな
更新頻度とやる気ダウン
↓
放置
↓
ログインパスワード忘れる
↓
なかったコトにして仕事
美容師さんてエゴイストが多いから自分の作ったヘアスタイルが大好きなんだよね!で、今日はこんな髪型つくったよーとか載せるけど実際そんなのに興味を持ってくれる人なんて数える程もいません。
こんなのに反応してくれるのはマジであなたの信者かとりあえずいいねする人のみです。
だから「いいねの数」が増えません。
ブログの投稿はバランスが大事です。
美容師として書くならおいしいの食べた記事やスタッフで出かけた記事やスタイルの記事をほどよく混ぜていくこと。ただし、ジャンルが美容だけに偏ってしまうと見る人は飽きるのでHow to系の記事がおすすめです。
あなたのブログを見てくれる人にとって有益な情報を書きましょう。
まずはブログの書き方やコツを知るための本を紹介します。
2,文章が下手すぎ問題
何から始まってどんな終わりにしたらいいかわからない!そんな人も多いです。
まぁそもそもオレみたいに1000文字以上書く美容師のほうが珍しいのであまり気にすることはないのですが、やっぱり読みやすい文章と読みにくい文章はあります。
読みやすい文章とは「起承転結」や「導入・本文・結論」などがちゃんとしていてスラッと目を通せるのですが、なってない文章はあっちに飛んでこっちに飛んで着地も失敗!ってなります。
ただ起承転結をはっきりさせていても面白い内容になるとは限りません。文章がありきたりになりすぎて大体のストーリーが読めてしまうから。
いっそのこと順番を変えて転→起→承→結にしてみると意外と面白くなります。
例えば
起 | わたしは今、美容師をやっています。歴は10年を超えました。 |
承 | 昔から美容師の仕事に興味があり専門学校に通いました。願い叶い免許も取得でき晴れて美容師として働くことに。 |
転 | しかし、ストレスが思いの外たまり美容師をやめることを余儀なくされました。 |
結 | 今はまた美容師としてバッチリ働けてます!スタッフにも恵まれ幸せになりました。 |
転 | 実は…ストレスがたまりにたまって美容師を辞めたことがあります。 |
起 | 美容師歴10年を超える美容師です。 |
承 | 昔から興味があって美容師として働けることはとても嬉しかったです。 |
結 | いろいろありましたが、今は再び美容師として働く喜びを見つけることができました。スタッフにも恵まれ幸せな気持ちです。 |
▲似たような内容ですが起承転結の順番を変えることで違ったつかみになります。
この<転>に当たる部分が読者の心をつかむための文章をリード文(導入文)といいます。
つかみの悪そうなリードはブログをスクロールさせずにそっ閉じとなります。そこで普段の<起>を<転>から始めてみることで「おっ」と思わせます。
(※そっ閉じ…そっと閉じる)
文章力というものに関してはどれだけ本を読んでいるのかが大事になってきます。普段から文字を読むことをしないと文章の構成もわからなくなるでしょう。ネットでもいいのでライターさんたちがどのようにして記事を書いているかに興味を持ってみると参考になる部分がたくさんあると思います。
ブログを文字だらけにするも良しですし、写真を所々配置しても良しです。
読みやすさと見やすさを両立させましょう。
先日アクセスがグッと増えたブログのように手描きの挿絵が入ってたりすると、さらにウケがよくなります。
わかりやすい文章は見る人のためになります。
3,自己満に走りすぎ
自分のコトばっかり書いているブログです。
あれがやだなー・これ欲しいとか誰得な内容は誰にも好まれません。
140文字以内のツイッターで誰にでも読まれるようにやってりゃいいじゃん!
誰かに読まれない方がいいブログであるなら発信源を変えたほうがいいでしょう、ブログは誰かに読まれて価値が出てきますから。
写真が得意ならインスタとか今だと名刺代わりにフェイスブックみたいな風潮ありますしね。
写真も文章も合わせてセルフプロデュースをするという意味ではブログはもってこいです。
様々な内容をカテゴリーを分けながら書いていけるので例えば【食・酒・映画・プライベート・仕事】をカテゴライズしてそれぞれをちゃんとまとめて書くようにすると読者も導線ができてブログを読みやすくなります。
そこまでいくとブログ入門を通り越してしまうのではしょりますが、その書いている『ブログの向こう側に読者がいる』ということだけ忘れなければ内容が変な方向にブレることもないでしょう。
真面目なブログ=面白いブログではありません。
- 「まじめ」だけは共感を呼ぶ
- 「面白い」だけは一瞬のファンを作る
- 「まじめ」と「面白い」の複合はブログ全体、あなたに興味をもたせる
読んでる人がまた読みたくなるように「まじめ」と「面白い」をバランス良く折り込みましょう。
とにかくブログを続けられない人は書けるように勉強しましょう。
SNSで拡散をした方がいいのか?
SNSで拡散して反応が薄くなるとやる気の低下を招くと書きましたが、拡散した方がいいかどうかの答えはYesともNoとも言えます。
その理由としては、有益な情報であればだれでも知りたいはずなので拡散はした方がいいです。が、美容師さんであれば個人的な日記も書くと思います。面白い内容がればつまらない内容のものもあるので、『多くの人に見てもらいたい』か『見てもらわなくてよい』のかをよく考えてジャッジすればいいです。
そもそも興味のない人の日記にいちいち反応する人も少ないと思うので、自分のブログを客観的に見ての判断をしましょう。
拡散するかしないかはブログの内容次第ということでYesとNoにしておきます。
やる気の低下を招くこともあるかもしれませんが、逆にアップさせてくれることも多々あります。
さいごに
一般の人が書くならともかく、美容師が書いているブログはほぼほぼ実名でのブログになると思います。実名を出して続けていくことでインスタグラムみたいにセルフブランディングを行うことが可能です。
日本で一番読まれているであろうAirの木村さんのブログみたいに全国各地めっちゃファンだらけになるのは難しいとしても、ありのままの自分の書ける内容で十分ファンが獲得できると思ってます。
カリスマ性ゼロのハッタ(orz)でも読者がいっぱいいるので。
それだけ美容師っていろんな知識(髪以外に時事的なことも含め)を持っていて魅力があります。
とりあえず、読んでもらいたいターゲット(特定の個人・友達・お客様・見込み客・美容師)を決めてブログを書くことを続けていればブログの更新を待っててくれる人が増えるでしょう。
まとめ
- 美容師的な内容を押しすぎない
- 文章の組み立てに慣れる
- 自己満にならない
- 見てくれる人のことを考える
このことを忘れないようにブログを楽しんでください。
同じようにブログ頑張れる人がいればぜひ絡み待ってます。
おしまい