ノロウイルスが流行して以降「トイレではフタを閉じてから流しましょう」ということをよく耳にしました。
フタを閉じて流せばウイルス拡散予防に効果があるのかなと思っていましたが、実はこれ、意味がなかったかもとYahooニュースで報じられていました。
内容が以下(一部抜粋)▼
ふたを閉めて流す場合と開けて流す場合とで、MS2が便器内から便座や床、壁に飛び散る量に有意な違いは認められなかったのだ。ふたを閉めて流しても便器周りは汚染されていた。MS2の濃度が最も高かったのは、こちらは驚くべきことでないが便座の裏側だった。
Yahooニュース
便座のフタを閉めてのウイルス拡散防止に効果なし
研究をしているところではそのような研究までしっかりとしているようですね。
こういった実験検証のおかげで「なんとなくやっていたことをしなくてすむようになる」ことはありがたいです。
ですが、今までやっていたことが無意味となると少しさみしいこともあります。
こういったこと以外にも無駄な行為はたくさんあると思うので今後も調べていきます。
便器やブラシには塩酸配合の洗剤が除菌に効果的
塩酸入り、つまり除菌のできる洗剤を使って便器を掃除すればどうなるかも調べている。結果はというと、それには大きな効果があった。塩酸配合の洗剤を使ってブラシで掃除すると、洗剤を使わない場合に比べ便器内の水の汚染は99.99%以上減少していた。また、ブラシ自体の汚染も97.64%減っていた。便器がウイルスの飛散元になるのを防ぐには、こうした洗剤を使うブラシ掃除が効果的なようだ。
Yahooニュース
トイレマジックリンなどさまざまなトイレ用洗剤はありますが、ウイルス対策の点では塩酸配合のものが効果的なようです。
一般家庭では日常的な清掃で必要ではないかもしれません。万が一で、家族にノロがでたときには塩酸配合の洗剤を使用したほうがいいのかもしれませんね。
飲食店の場合は感染拡大を予防するために確実に用意しておいたほうが良さそうですね。どうしても大人数が感染しましたと報道されると印象が悪くなってしまいます。